人気のお絵描きタブレット raytrektab DG-D10IWP2 のレビュー&評価
標準構成・スペック・付属品
![]() |
|
OS | Windows 10 Pro 64bit |
---|---|
CPU | Intel Pentium Silver N5000(1.10GHz-2.70GHz/4コア/4スレッド) |
液晶 | 10.1インチ/1920*1200 WUXGA液晶 |
グラフィックス | インテル UHDグラフィックス605(CPU内蔵) |
デジタイザ | Wacom feel IT technologies デジタイザ4096階調 |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
SSD | 128GB SSD |
microSDスロット | microSDXC 128GBまで対応 |
入出力 | USB Type-C×1(給電兼用)、マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子×1 |
無線LAN | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
WEBカメラ | フロント:約 200万画素×1 / リア:約 500万画素×1 |
サイズ | 約(幅)245 x(奥行)176 x(高)9 mm |
重量 | 本体 … 約 657 g /ペン … 約 5 g |
付属品 | ACアダプター / 筆圧感知機能付きペン / 三菱鉛筆9800 デジタイザーペン(raytrektab用) / カバータイプキーボード(raytrektab 10インチモデル専用) / 手書き風液晶保護フィルム / CLIP STUDIO PAINT DEBUT(シリアルコード同封) |
※最新の価格・スペックは公式サイトにて確認下さい。 |
今回のレビューは2018年12月25日に発売した raytrektab DG-D10IWP のグレードアップ版と言える raytrektab DG-D10IWP2 です。
raytrektab DG-D10IWP とデザインやインターフェースの部分では同じなのですが、こちらの方がスペックが高く付属品が充実しています。
raytrektab DG-D10IWP と raytrektab DG-D10IWP2 のスペック・付属品で異なる部分だけ比較
raytrektab DG-D10IWP |
raytrektab DG-D10IWP2 |
|
---|---|---|
CPU | Intel Celeron N4100 1.10GHz-2.40GHz/4コア/4スレッド |
Intel Pentium Silver N5000 1.10GHz-2.70GHz/4コア/4スレッド |
グラフィック | Intel UHDグラフィックス600 | Intel UHDグラフィックス605 |
付属品 | ACアダプター | |
筆圧感知機能付きペン | ||
手書き風液晶保護フィルム | ||
CLIP STUDIO PAINT DEBUT シリアルコード | ||
- | 筆圧感知機能付きペン 三菱鉛筆9800 デジタイザーペン |
|
カバータイプキーボード |
違いは上の表にある3項目でです。
スペック面では CPU と 内蔵グラフィックの性能において raytrektab DG-D10IWP2 の方が高いですが、実際に両者を使ってみた感じとしては、体感的にほとんど処理速度などの差はありません。
大きな違いと言えば付属品の方です。 raytrektab DG-D10IWP2 では三菱鉛筆9800 デジタイザーペンとカバータイプキーボードが付属しています。
三菱鉛筆9800 デジタイザーペンのビジュアルはほぼ鉛筆で、書き手のモチベーションの観点からも凄く良いデザインだと思います。
ペン軸の木の部分は本物の鉛筆にも使われている高級鉛筆木材である"インセンスシダー"を使用しているという拘りようです。
サイドスイッチやテールスイッチなどは無く至ってシンプル、入力装置はペン先のみになっています。
もうひとつの付属ペンである筆圧感知機能付きペンの場合、形状が丸いので転がりやすいのがデメリットかと思いますが、これは鉛筆の六角形デザインなので転がりにくく、さり気にメリットです。
パッケージ裏面に対応機種の記載がありましたが、8インチの raytrektab DG-D08WP、raytrektab DG-D10IWP だけではなく Wacom feel IT Technologies 対応製品にも使えるとの事です。
因みにこの三菱鉛筆9800 デジタイザーペンは単品だと5,000円ほどのシロモノです。
raytrektab DG-D10IWP2 と raytrektab DG-D10IWP、この2製品の価格差は現状約2,800円しかない(raytrektab DG-D10IWP2の方が高い)ので、これから購入される方は断然 raytrektab DG-D10IWP2 の方を断然オススメします。
CLIP STUDIO PAINT DEBUT で描いてみた
という事で実際に描いてみました。
正直ここまで鉛筆感が再現できている事に驚きました。この三菱鉛筆9800デジタイザーペンは、ペン先(芯)が細いので基本線が細いのですが、実際に紙に描いている時にある"芯のすり減り感"のようなものがちゃんとあります。
個人的にはもうひとつ付属している筆圧感知機能付きペンよりもこちらの描き心地の方が好みです。
レイトレックタブに付属しているデジタイザペンシリーズについては過去にもレビューをしていますが、やはり非常に細かいタッチまで性格に再現してくれるので流石です。(※もちろん、CLIP STUDIO PAINT DEBUT の性能もあっての事です。)
ただし、若干ですが描画速度(遅延)には不満があります。ちょっと遅れて描画されるのは気持ち悪いと思いましたが、あくまでアナログと比較しての話なのでシビアな評価かもしれません。
ブラウジングしてみた感想
DG-D10IWP と比較して CPUとグラフィックがスペックアップしているので期待しましたが、正直体感での差は感じられませんでした。
しかし、元々快適だったので問題ありません。そして非常に10インチ画面でのブラウジングは快適です。
ただし!1点ちょっと不満な所を挙げると、指で操作する際の反応…タッチ感度がとても鈍かった点が残念でした。
スクロールや拡大縮小をする時に、スマホで行うスピードと同じ自然なスピードで指を動かしたとしても全然反応せず、かなりゆっくりしっかり操作しないとダメでした…。
因みに音量の調整はこういったボタンです。一つのボタンの上下を押してで上げ下げするタイプです。
まとめ
以上、簡単ではありますが raytrektab DG-D10IWP2 を使ってみた感想です。
Twitter などをチェックすると raytrektab DG-D10IWP2 を使って絵師たちが様々なイラストと共に使用感をつぶやいているので、そちらはかなり参考になると思います。
ハッシュタグ、#raytrektabで描いてみたをチェックしてみて下さい。
お絵描きタブレットとしての評価はかなり高く、その価格も相まってだと思いますが、非常に人気のある商品である事が伺えます。
当サイトでは他の2製品と併せてレイトレックタブの製品発表会に参加した時のレポートもありますので、興味のある方はそっちの記事も併せて読まれると良いかと思います。
raytrektab DG-D10IWP2 スペック・付属品おさらい
![]() |
|
OS | Windows 10 Pro 64bit |
---|---|
CPU | Intel Pentium Silver N5000(1.10GHz-2.70GHz/4コア/4スレッド) |
液晶 | 10.1インチ/1920*1200 WUXGA液晶 |
グラフィックス | インテル UHDグラフィックス605(CPU内蔵) |
デジタイザ | Wacom feel IT technologies デジタイザ4096階調 |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
SSD | 128GB SSD |
microSDスロット | microSDXC 128GBまで対応 |
入出力 | USB Type-C×1(給電兼用)、マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子×1 |
無線LAN | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
WEBカメラ | フロント:約 200万画素×1 / リア:約 500万画素×1 |
サイズ | 約(幅)245 x(奥行)176 x(高)9 mm |
重量 | 本体 … 約 657 g /ペン … 約 5 g |
付属品 | ACアダプター / 筆圧感知機能付きペン / 三菱鉛筆9800 デジタイザーペン(raytrektab用) / カバータイプキーボード(raytrektab 10インチモデル専用) / 手書き風液晶保護フィルム / CLIP STUDIO PAINT DEBUT(シリアルコード同封) |
※最新の価格・スペックは公式サイトにて確認下さい。 |