Windows 10 Mobile 搭載スマートフォンが登場する!製品展示会レポ!!
場所はドスパラ秋葉原別館
先日ドスパラさんからメールで連絡・招待頂きまして、本日、ドスパラ製品展示会という催しモノにお邪魔してきました!
場所は記念すべき本日11月20日(金)OPEN!!の、ドスパラ秋葉原別館【ゲーミングデバイス専門店】の2階とあいなりました。
このように1階では新店舗の光が煌々と輝いておりました。これで秋葉原には本館、パーツ館、別館、GALLERIA Lounge、と4つの店舗を構える事になり、ドスパラの勢いを感じました。
本日の製品発表会の目玉としては、遂にドスパラが Windows 10 Mobile 搭載スマートフォン…いわゆるWindowsフォンって言うんですか?…それを発売するというプレゼンテーションになるでしょう。
11月21日にドスパラ秋葉原別館にて展示するという事ですが、それを1日早く拝めるってことです。製品名は「Diginnos Mobile DG-W10M」で既に↓のようなページも。発売は一体いつの日になるんでしょうか…?好評発売中です!
実際に手に取って触れてみた
じゃーん!これが Diginnos Mobile DG-W10M です。おお!Windows 10 だ Windows 10 だ。現時点で判明している簡単なスペックですが、
Diginnos Mobile DG-W10M
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CPU | Windows 10 Mobile |
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プロセッサ | クアッドコアプロセッサ |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 16GB |
カードスロット | microSD(SDHC対応) |
ディスプレイ | 5インチ液晶(1280 × 720 pix) |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
通信 | 4G / LTE:Band1/3/5/19 3G / W-CDMA:Band1/5/9/19(Band6を内包) |
SIMカードスロット | microSIM×2(日本国内ではSIM1スロットのみの使用) |
メインカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約200万画素 |
※最新のスペックは必ず公式サイトを確認して下さい。 |
ってな感じです。
まず『これは地味に他には無さそうでうれしい!』と思ったのがカバーなんですが、
この水色・白・黒の3色のカラー展開。どれか1色を選べる…というのではなくて、全部の色のカバーが付いてきて気分とかで着せ替えできるっていう事なんです。これは素晴らしいと思いました。
ケースは Diginnos と Windows のロゴがシンプルにあります。丸っこい感じがとても手に優しくフィットします。感触は上々でした。上部にはメインカメラ、スピーカーは下部左側にあります。
下部は左から「戻る」「ホーム」「検索」のボタンです。これは Windows Phone の仕様でしょうね。特筆すべき所は特にありません。
検索ボタンがここにあるのって結構需要があるって事でしょうか。現在 iPhone 所持者なのでピンと来ず…。
ストレージが12GBってところがウリ&ポイントだと思う
このWindows フォン(モバイル)は、当然ながら他のメーカーからも続々と登場する&しているワケですが、実はドスパラのストレージ16GBというのはかなり嬉しいスペックです。
例えば FREETEL の KATANA 01や、マウスコンピューターの MADOSMA だと8GBだったりするので。見ると分かりますが、システム(Windows 10 mobile)がインストールされた段階でも↓
これだけの容量を食ってしまってますから。ちょっと8GBだと心細いと思います。Lumiaのように32GBと豊富なWindows Phoneもありますが、おそらく価格等で開きが出るかと予想されるので、この16GBというのは結構需要のあるスペック帯なのでは?と思います。
んで価格は?値段はおいくらなんでしょうか?
これは現段階では具体的に公表はされなかったのですが、例えば上記に挙げたマウスコンピューターの MADOSMA なんかは今回の Diginnos Mobile DG-W10M に近いスペックで 26,800 ~ 29,800円 という感じですね。
おそらくこれよりは安く登場するのでは?と予想しています。さてどうでしょうか。後出しでインパクトを出すとしたら価格面というのは外せないと思いますので…。
10月15日の段階でリリースされている記事を読みますと、ドスパラの担当者の方がお札2枚くらいという表現を使ってお茶を濁していますが。(笑)お札2枚というのは1万円札×2か5千円札×2か、みたいな。(笑)
これらを総合的に加味しますと、おそらくの域を超えませんが、
2万円台の前半とか。もしかしたら2万円以内?
なのでは?と思います。KATANA01 が12,800円で頑張っているので、個人的には2万円以内で来るかな?と思っています。(外したらサーセン。)
デュアルSIMとは?超アツい機能だけど日本では現時点で使えない
今回私、デュアルSIM(シム)という用語を初めて聞きました。デュアルSIMというのは2つのSIMカードスロットがあって、そこにそれぞれSIMカードを挿入する事で、一台の携帯端末でネットワークを切り替えられる機能みたいです。
これはどういう風に使うのか?と言いますと、ビジネス用とプライベート用、又は違った契約内容のSIMカードを1台の電話機で切替えて使いたい人に需要があります。
つまり本来なら2台持たなくてはならない状況を、1台で済ます事が可能になる便利なものなのです。
ただし!日本はGMS圏ではないという、世界的に見て特殊な通信環境(携帯・スマホ端末市場の82%はGSM方式だそう)にあるため、このデュアルSIM機能は使えません!なんてこったい!
とにかく発売まで間近のドスパラの Windows 10 スマホ「Diginnos Mobile DG-W10M」ですが、期待して待って良さそうなWindows フォンだと思います!
(※…画像はDisk House: CUBOT X12 Andoroid 5.1 4G LTE/ 3G/GSM SIMフリー デュアルSIM スマートフォンより引用させて頂きました。)
その他の展示品やプレゼンなど
その他、GALLERIA の最新モデルの展示やドスパラの担当者の方からプレゼンテーションがありました。PCラインアップについては『やはり安定のゲーミングPCブランドGALLERIAだな~。』という印象です。
Raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9(デスクトップPC)
通販サイトで見ない製品だな~と思ったら、こちらもまだ未発売。
既に「Note raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9+VOCALOID動作確認済みモデル」というノートパソコンは発売されていますが、デスクトップではこれからだそうです。
一応デスクトップPCという括りのようですが、本体はめっちゃ小さいコンパクトなものです。上の画像の右上のモニタに隠れている小さい箱がそうです。音楽制作系は周辺機器が色々と複雑に絡み合う宿命があるので、このようにコンパクトだといいですね。
ん?こちらのモニターに「DOSPARA×GAMELINER(ゲームライナー)」という文字が躍ってますが、これも初見でした。でもよくよく見てみると、以前記事にした(Steamクライアント搭載PCお披露目会)Steamクライアントサイトを解りやすく日本語にしたゲーミングPCサイトなんですね。いつの間に。
Stemaクライアントの日本語対応で分かりやすい「Dospara×GAMELINER」
確かにSteamクライアントは英語が苦手な私には取っ付きにくいものがありました。そこを改善しているようです。また、これはまだ未実装ですが、ドスパラとゲームライナー両サイトでソフトとパソコンに共通の記号(アイコン)を表示して相互リンクするようです。
これならさらに分かりやすくなりそうですね。どれが自分のパソコンで動くか?プレイできそうか?簡単に判断できますので。
GALLERIA標準付属のキーボードがゲーマー仕様にグレードアップ
これは既に公式サイトでアナウンスしてましたが、実際に見たのは今回が初めてです。GALLERIAの標準キーボード「GALLERIA Gaming Keyboard」は、かなりゲーミング仕様に開発されていて、割と使えそうだな~という印象です。
GALLERIA Gaming Keyboard のスペック
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インターフェース | PS/2またはUSB |
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キー入力方式 | メンブレン |
押下圧 | 50g ±10g |
キーストローク | 4.0mm ±0.3mm |
本体サイズ | 約441mm(幅)×136mm(奥行)×27.5mm(高さ) ※突起部を含まない |
本体重量 | 730g(スチールプレート含む) |
その他の特徴 | 複数のキー同時入力に対応(特定エリア) |
USB接続時、最大13キーの同時入力に対応 | |
PS2接続時、24キー同時入力に対応 | |
WindowsキーとAppキーを無効化するゲーミングモード搭載 | |
PS/2接続時、キーリピート回数を3段階に設定可能 (ゲーミングモード、キーリピート60、キーリピート120) |
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プランジャー搭載 |
打感や各種+αの機能はガチのゲーミングキーボードに劣りますが、プランジャー形状のメンブレン式はゲーマーにも評価が高いです。
プランジャーは標準的なキーボードで使われているキートップ一体型のものと比較すると、軸の面積が広いので安定感が増し、どの位置からキーを押してもキートップがぶれにくいです。しょぼいチェリー軸よりもぶれずに押しやすいと思いました。
最終的に自分の好みのゲーミングキーボードを欲しくなるにしても、まずはゲーミング仕様の感触を確かめる入り口的一品として、このキーボードはかなり使えると思います。
相変わらず人気の GALLERIA XT
『一番の売れ筋はどのパソコンですか?』という質問をしたのですが、やはり開口一発『GALLEIA XTです。』との回答が。強いGALLERIA XT。
第6世代 Core i シリーズの登場で、構成が一新され、H170チップセット、DDR4メモリ、そして今ならSSDも無料で標準搭載し、価格とパフォーマンスのバランスがとても良いモデルです。グラボは GeForce GTX 960。予算が15万以内とかならコレで問題ないですね。
ノートパソコンの登載CPUでトップクラスの「Critea VF-HG10」
これはGALLERIAブランドではない、ゲーミングノートではないノートパソコンですが、かなりコスパが良さそうです。
Critea VF-HG1 - クリテア VF-HG10
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CPU | Windows 10 Home 64bit のインストール |
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プロセッサ | インテル Core i7-6500U (デュアルコア/HT対応/定格2.50GHz/TB時最大3.10GHz/L3キャッシュ4MB) |
液晶画面 | 17.3インチ非光沢液晶(1920 × 1080px) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX950M 2GB + インテル HD グラフィックス520(Optimus 対応) |
カードスロット | microSD(SDHC対応) |
ディスプレイ | 5インチ液晶(1280 × 720 pix) |
メモリ | 8GB DDR3 SO-DIMM(PC3-12800/4GBx2/デュアルチャネル) |
HDD / SSD | 500GB HDD |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±Rx8/±R DLx4/-RAMx5/CD-Rx24/DVDx8) |
マザーボード | モバイル インテル 100シリーズ チップセット搭載マザーボード |
重量 | 約 2.8kg(バッテリー含む) |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー(約3.7時間) |
※最新のスペックは必ず公式サイトを確認して下さい。 |
ほら、この値段で11万円は結構凄いと思うんです。GeForce GTX950M も搭載してますし。ベンチマークも、
FF XIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(DX11) | |
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準品質 (1280×720) |
最高品質 (1920×1080) |
10212 | 2631 |
ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0 | |
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標準設定 (1280×1024) |
標準設定 (1920×1080) |
20000 | 11557 |
モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】 | |
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標準設定 (1280×720) |
標準設定 (1920×1080) |
7820 | 5257 |
ドラゴンクエストXベンチマーク Ver 1.10 | |
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標準品質 (1280×720) |
最高品質 (1920×1080) |
7357 | 3297 |
このスコアなら十分ですよね。GALLERIAシリーズで言っても中堅どころ。GALLERIAのデザインが好きじゃないゲーミングPCを探している人にはビビっとくるかもしれません。個人的に注目の一台でした。
GALLERIA XK-E Unreal Engine 4 動作確認済モデルが中古車並みの価格でビックリビックリ
こちらのゲームを知ってますか?「PEPSI STRONG ZERO “鬼ごっこ ONI-GOKKO”」というゲームなんですが、すんごいやってみたいですねコレ。
このゲームは、バーチャルリアリティ体験グラス、Oculus Rift(オキュラスリフト)と言われる機体と、足下の感圧型マットを使用したゲームです。
ミッションは鬼の攻撃をかわしてペプシコーラをゲットするという単純なものですが、スリル感がハンパないですね。
もう終わっちゃったんですがPEPSI STRONG BARという所でプレイできたみたいです。
聞いた話によりますと、このイベントの時に俳優のイケメン・小栗旬氏が、あまりにも夢中になり過ぎて、ペプシのキャップを開けようとしたら汗でヌルヌルして開けられなくなった、という一幕があったようです。イケメンは何やっても話題になります。
このすんごいゲーム&装置を動かすのにドスパラの GALLERIA XK-E Unreal Engine 4 動作確認済モデル が使われたそうですね。このデスクトップ…お値段なんと!税込みで48万円超え!もはや車が買えます。
CPU | Intel Core
i7-5960X Extreme Edition プロセッサー (8コア/HT対応/定格3.00GHz/TB時最大3.50GHz/L3キャッシュ20MB) |
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マザーボード | インテル X99 チップセット搭載 ATX マザーボード |
メインメモリ | 32GB PC4-17000 (DDR4 SDRAM, 8GB×4, 最大 64GB) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB (DVI×1, HDMI×1, DisplayPort×3) |
SSD | 250GB SSD (Crucial BX100シリーズ), SATA 6Gb/s 接続 (SATA III) |
ハードディスク | 3TB, SATA 6Gb/s 接続 (SATA III) |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ |
ケース | オリジナル ガレリア専用 KTケース ブラック |
電源 | Seasonic製 860W 静音電源 80 PLUS PLATINUM認証 |
OS | Windows 8.1 インストール済み ※Windows 7 インストール済みも選択可 |
凄いっす。
ドスパラ製品展示会のまとめ・感想
今回色々な質問をドスパラのスタッフの方々に浴びせ倒してみましたが、とても実りのある回答を頂きました。
ともかく今回の製品展示会もそうですが、秋葉原別館【ゲーミングデバイス専門店】のオープンでいよいよゲーミングモデル戦国時代でのドスパラの独走態勢が目に見えてきたのかなぁ~と、全くの素人が業界の未来に想いを馳せてみたのであります。
という事で、最後はやはり Windows Mobile への期待を込めて!