自作PCパーツの犬・VR体験・GeForce GTX 1080/1070ゲーミングPCなどのレポ!!
自作PCキット・パーツの犬
この度ですね、またまたありがたいことにドスパラさんからご招待を頂きまして、ドスパラの新製品展示会へと足を運んできました。展示会の場所はドスパラの…、引いてはパソコンの聖地・ご存じAKI-BAです。
以前にもイベントでお邪魔したことがあるコンベンションルームAP秋葉原にて。
今回の展示会は2本柱で、ひとつは今密かに人気上昇中・売れ筋の自作キット「パーツの犬」をはじめとしたドスパラ通販PCの展示。そしてもう1つは、これから確実にどデカいムーヴメントを起こすであろうVR(バーチャル・リアリティ…仮想現実)コンテンツの体験が出来る、という感じです。
以下、展示会で感じた事を自分なりにまとめてみました。ちょっと長いのでもくじを設けました。
じゃーん!これがPC自作キット「パーツの犬」モデルです。Dog Of Parts です。
パーツの犬とは、ドスパラが運営しているブログで、3匹の犬が登場して、主にPCパーツのレビューやその他気になる製品を解説しています。このブログはかなりマニアックな部分まで突いていて、しかもかなり運営歴も長く、知っている人は知っている人気ブログです。
引用:パーツの犬 公式ブログ
そのマニアックな犬たちが自作PCモデルを目的・用途に応じて提案しているのがパーツの犬モデル、という事です。
ドスパラの自作キット「パーツの犬」モデルラインアップ一覧
今回の展示会で飾ってあったモデルは「101」という1番人気のモデルでした。2016年7月8日時点でのスペック・パーツ構成は、
CPU | Intel Core i5 6500 BOX | |
---|---|---|
マザーボード | ASRock H170 Pro4(H170 1151 DDR4) | |
メモリ | Kingston KVR21N15S8K2/8(DDR4 PC4-17000 4GB 2枚組)8GB | |
HDD | 選択 | TOSHIBA DT01ACA100 バルク(1TB) |
TOSHIBA DT01ACA200 バルク(2TB) | ||
光学ドライブ | ASUS DRW-24D5MT(DVDスーパーマルチドライブ) | |
電源ユニット | 玄人志向 KRPW-N500W/85+(500W) | |
ケース | ENERMAX ECA3360B-BT(U3)(Fulmo Q 黒) | |
OS | 選択 | Windows 10 Home 64bit(DSP) |
OS なし |
という構成ですが、展示品は若干違う構成でした。グラボに Palit NE5X75T01301-1073F(GeForce GTX 750 Ti StormX 1GB)が搭載できる「選べるビデオカードセット」バージョンのようです。101モデルでも標準構成以外に色々なオプション付きモデルが選択できます。
価格は6万円台。自作パソコンの入門編としては非常に良いスペックバランスを持ったモデルでしょう。ちょっと実際のパーツを紹介しますと、
CPU は Intel Core i5 6500 BOX です。個人的に、自作PCを組み立てる時に一番デリケートなのがCPUとCPUクーラーの取り付けだと思います。
が、Core i5 の BOX は Core i7の BOX と違って、リテール品のCPUクーラーが付いているし、コアプレートの部分には既にCPUグリスが塗られているので簡単です。
デカいハイエンドグラボも無いし、ケース内にゆとりを持って組み立て作業ができそうです。
これはマザーボード。現状ドスパラ通販のPCで採用するマザーボードメーカーは、ASrockであることが多いです。チップセットはH170ですね。ゲーム用途ならZ170あたり欲しいところですが、このモデルの用途はそこにあらず。これで十分過ぎです。
Kingston のメモリ4GB×2と、その下は玄人志向の電源ユニットです。
初心者に優しい付属品が嬉しい
パーツの犬モデルを購入するとオリジナルの付属品が付いてきます。まずは、PC自作用工具セットです。中にはプラスドライバー、ニッパー、静電気防止手袋、精密ドライバーセット、ケーブルバンド(結束バンド)がクリア収納ケースに入っています。
これ、今の自作パソコンに必要な工具のベストチョイスだと思います。よく『プラスドライバー1本でOK!』みいな意見もありますが、ドライバーはメインで1本、そしてパーツによっては精密ドライバーが必要ですね。
次に、嬉しい自作パソコンマニュアルです。かなり細かく書かれています。ワクワクします。要するに自作PCというのは、ガンプラのドキドキ感を味わえるんです。(断言)
そして最後に、パーツの犬キャラクターボイス集。これは正直賛否両論分れる所でありますがw 一度は試してみたいオモシロ付属品ですね。
これ、何かと言うと、昔 Windows 7 のリリースの時に登場した個人的に好きなキャラ、窓辺ななみちゃんというのがありましたが、そのななみちゃんはオリジナルシステム音を披露して私の心をかなり揺さぶりました。それと一緒です。
こんな感じでななみちゃんがPC操作する度に癒しボイスを届けてくれるんです。
実際私のようなアラフォーおっさんがこれを自宅で独りセッティングして聴いていると若干大切なモノが無くなっていく感がありますがそれはさておき、ドスパラのオリジナルボイスはそれぞれ、
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ジュリー | リンダ | サンチュ | 少女 |
---|---|---|---|
中西としはる | 山田悠希 | 波多野和俊 | 丹下桜 |
といった方たちが吹き込んでいます。各キャラクターごとに10種類以上のシステムボイスが収録されています。
個人的にこのパーツの犬のキャラクターイラスト、すんごい…なんだろうw?なかなか絶妙なタッチのような感じがします、いや貶しているとかじゃなくて、大抵こういうのっていわゆる「萌え系」に走りがちなのですが、これは我が道を行っている感じで凄い好感が持てますw
だって犬たちはまあ、ジュリーとかリンダとかいいんすけど、少女ですからね。名前付けてあげなかったんすかねドスパラさんw
ちなみに最近、私・管理人は久々に自作PCを組んだのですが、なにが良かったって、自分でイチからパソコンを組み立てる過程で色々な予備知識も付きますから、何かトラブルがあった時に問題の切り分けが上手になり、大抵のトラブルは自分で解決できるようになることですね。
そして何より自分の場合、パソコンは大切な商売道具。そこに愛着や拘りを持つという事は、ひいては仕事のクオリティを上げることだと感じます。(真面目)自作に興味のある方にはかなり良い入門商品になっていると思います。
ドスパラ VRパラダイス
ここはドスパラの聖地(メッカ)・秋葉原本店ですが、この製品展示会に招待頂いた前日の2016年7月7日に、このお店の5階に、ドスパラ VRパラダイスというVR(バーチャル・リアリティ…仮想現実)体験ができるフロアが新しくオープンしました。
そいで、話はちょっと前後しますが、今回の展示会・プレゼンテーションが最初にコンベンションルームAP秋葉原であり、それが終了した後、希望者はこのドスパラ VRパラダイスでVR体験が出来るという流れでした。
ちょっと予定があったのですが、少しでも見学したかったので、ここは希望者に名を連ね体験してきました。
エレベーターで5階に行くとこういった看板がお出迎えです。
想像を超えたVRを体験をしよう
…分かりました。
ここではHTC Vive(エイチ・ティー・シー・バイブ)というVR機器でVR体験ができるワケですが、年齢制限があり13才以上となります。おそらくヘッドセットの大きさの問題?…なのでしょうか。
実際のお客さんとして利用したい場合は、発券機があるのでこれで券を発行し、お昼どきのファミレスないし混み気味の銀行窓口のように待ちます。
そうです。事前に予約をしておかないといけません。また、WEB予約も可能なのでこちらの方が便利かもしれませんね。まだオープン間もないですし、既に激混み案件なようですVRパラダイス。
これがVR体験をするための部屋です。部屋番号「2」とありますが、全部で3部屋あります。
HTC Vive の ルームスケールVR はかなりアツい!!
HTC Vive が、同じVR機器を開発している Oculus RIft(オキュラス・リフト)やPlayStation VR とは違う特徴として、ルームスケールVRというのがあります。
この体験スペースの上を見ると、こんな感じで天井近くに四角い機材が設置され、紫色と緑色の光が出てます。これは、赤外線レーザーでVRをプレイする人の位置を検出するユニット、Base Station(ベース ステーション)という機器です。
これを部屋(VRスペース)の対角線上に配置して、部屋のサイズの仮想空間内でのプレイヤーの動きを検知して反映することができるのです。
床にはテープが貼られています。このテープは2m四方で貼られていて、この中がルームスケールの範囲となります。
例えば後で動画を貼っておきますが、このルームスケールVRの感動を存分に体験できるHTC Vive のタイトルで「theBlu」というのがあるのですが、これは沈没船の甲板上を自由に歩き回れることが出来るんです。凄いワクワクしませんか?アラレちゃん並みに。
画像引用:HTC Vive HOME
これが HTC Vive の主要機器一式です。価格.comで調べると最安値は、2016年7月8日現在で¥107,784。他社のVR HMDと比較するとかなり安いのかな?…なんて思い立ってちょっと比較してみました。
HTC Vive、Oculus Rift、PlayStation VR の価格・スペック比較表(あくまで参考に)
HTC Vive | Oculus Rift | PlayStation VR | |
---|---|---|---|
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|
公式サイト | HTC Vive | Oculus Rift | PlayStation VR |
価格 | \111,999 (税込) |
\94,600 (税+送料込) |
\48,578 (税込) |
主な 内容物 |
HMD 本体 コントローラ Base Station |
Rift Headset 本体 Oculus Sensor Oculus Remote Xbox One コントローラ |
VRヘッドセット 本体 イヤーピース一式 |
端子 | HDMI x1, USB3.0 x2 | HDMI x1, USB3.0 x3, USB2.0 x1 | HDMI, USB, AUX |
画面 | 有機EL(OLED) | ||
解像度 | 2160×1200 (片目 1080×1200) |
1920×1080 (片目 960×1080) |
|
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz、90Hz | |
視野角 | 110度 | 100度 | |
トラッキング | 360度ルームスケールトラッキング | 360度ヘッドトラッキング | |
ヘッドフォン | イヤホン | 3Dヘッドホン一体型 (取外し可能) |
イヤホン |
プラットホーム | Steam | Oculus Home Steam |
PS Store |
対応マシン | SteamVR Ready PC SteamVR Performance Test でクリアしたPC など |
Oculus Ready PC Compatibility Tool でクリアしたPC など |
PlayStation 4 |
おっと違いましたね。価格だけ見れば圧倒的に PlayStation VR に軍配が上がるようです。
しかし、しっかりスペックを確認すると、やはりその性能では他2商品には及びません。(※参考…「PlayStation VRの開発トップ、Oculus Riftがハイエンド性能で優ると認める。ただし「お手頃価格と大衆市場」を強調」)
現状、あくまで肌感覚なのですが、リリースされているタイトルも海外ものが主流で、Steam クライアント(簡単に言うと、沢山のゲームタイトルがダウンロードできるサイト。登録は無料。)から今後大量にVR関連のタイトルが出てきそうな感じなので、個人的には PlayStation VR はちょっと控えて様子見かな~と感じます。
しかしそこは後発で先発の良いトコ取りをし再構築する技術に長けている日本(のPlayStation)。PlayStation VR は市場がしっかり固まってきたい頃に、日本人が好きなタイトルのリリース、人気タイトルのVR参入の過程を経て、いよいよ本格化するのでは?と思います。
例えばモンハンとかドラクエとかVRでやってみたいですよね~。
結局色々とハードウェアがリリースされても、面白いタイトルソフト1本。その1本を出したところが勝つと思います。
そういった予想も踏まえても、今この時に購入してVRの世界を堪能したいのであれば、やはり HTC Vive は充実しているのは間違いないです。
先に紹介した ルームスケールVR は他には無いし、実際に体験してみたんですが、これは本当に楽しい!VRはそのプレイの様子を粒さにキャプチャーしたり見せたりする事ができなので、こればっかりは本当に実際に体験してもらわないとこの感動が伝わりません…あしからずです。
対応マシン(ハードウェア)について
PlayStation VR は当然マシン(ハードウェア)は PlayStation 4 ですが、他はそれぞれSteamVR Ready PC、Oculus Ready PC、なんてものがありますが要はスペック要件を満たしたパソコン、って事ですね。
ちょっと検索したのですが、SteamVR Ready PC につていは見つからなかったのですが、Oculus Ready PC については、しっかりと公式サイトにて製品情報がありました。
こんな感じで各メーカーが Oculus Ready PC としてしっかりと動作要件を満たし、Oculus に認証されているモデルをリリースしているようです。現時点で確認できるのは、HP(ヒューレットパッカード)、ALIENWARE(エイリアンウェア/DELL)、初耳です海外のでしょうか?Falcon(ファルコン)、後は ASUS(アスース)、Lenovo(レノボ)ですね。ドスパラやマウスコンピューター、TSUKUMOなどはどうなるのでしょうか。
自分のパソコンがVRに耐えられるかテストする方法
ここで参考までに SteamVR Performance Test という判定(ベンチマーク)ツールを紹介しておきます。VRを楽しめるパソコンかどうか?を判定してくれます。これはまず Steamクライアントをインストールしておく必要がありますが、無料なのでこの機会に登録しておいても損はないでしょう。
テストURL:SteamVR Performance Test
上のURLにアクセスして、
無料で使用するボタンを押します。
ここで仮に Steam クライアントがインストールされていなかったら促されるのでインストールします。
インストールして立ち上げたら、新しいアカウントを作成するか、既存のアカウントにログインします。
Steamクライアントのライブラリに、SteamVR Performance Test があるのでプレイすると、
こんな感じでメカニック修理敵な映像が流れベンチマークを開始します。終了すると、
パフォーマンステスト結果が表示されます。とりあえずマイPCちゃんは「レディ」の所に矢印が付いているので、晴れて「VR Ready PC」という事が判明しました!GTX 980 ならいけそうですね。
という事でかなり話が広がってしまったので、ここらへんでドスパラ VRパラダイスの HTC Vive のVR体験の話に戻します。
とにかく素晴らしい体験ができるVRの世界!!
ドスパラ VRパラダイスで体験できる HTC Vive タイトルは、The Brookhaven Experiment Demo、theBlue、TiltBrush、The Lab の4つ。(リンク先はSteam。動画も観れます。)
実は私個人の都合で、このVRパラダイスでの体験は時間が無くて出来ませんでした…。ただ、話は前後しますが、先に開催された製品展示会のプレゼンが行われた部屋の隣でもVR体験ができるスペースがありまして、そこで The Lab を体験させてもらいました。
いやーとにかく本当にこればかりは体験してもらわないと分からないっすね。なんてドヤってみましたが、自分も一つしか体験してませんw でも!体験した身としては興奮を伝えたい気持になります。
一応ようつべで動画が観れますので全部貼っておきます。個人的にはやっぱり The Brookhaven Experiment かな。やってみたかった!これ多分日本だとバイオハザードVRとかが出て確実にヒットするんじゃないでしょうか…。めっちゃ期待です。
The Brookhaven Experiment Demo
The Brookhaven Experiment の動画は沢山上がってたんですが、これが一番伝わるでしょうか。とにかくマジでスリル満点そうです。
theBlue
以前ドスパラさんのレセプションパーティで、Oculus Lift でなんか恐竜の世界を体験させてもらったのですが、多分その時の感動に近いものがありそうです。うーん、嫁とかに体験させてあげたいですね。こういうの好きだし、子育てのストレス軽減にw
TiltBrush
これはペイントソフトですね。HTC Vive のコントローラー次第で、こういったジャンルから有名なアーティストが誕生したりすると面白いですね。
The Lab
動画の外人の方テンション最高です☆素晴らしいレビュー動画ですねw
これは実際に私も体験させて頂きました。
この専用コントローラーを使って操作するんですが、モノを掴んだり犬に骨をあげたり「よしよし」したり瞬間移動したりするのですが、凄い臨場感なんです。結構感覚で操作できるので慣れるまでにあまり時間はかからないです。
こんな感じでPCモニタにも映し出されるんですね。
という感じでVR体験をしてきたワケですが。うーんこれは欲しい欲しいです。ただし、10万の出費。ここだけがネックですね。後は魅力的なタイトルとプレイヤーの人口でしょうか。
それとそれと、VRを動かすにはかなり高いパソコンスペックを要します。最低でも GeForce GTX 970 以上無いと、という巷での話ですが、これは今皆が持っているパソコンのたった1%しか満たしていない!…という驚愕の情報も。
元々ゲーミングPCユーザーでは無い場合、パソコンも買い替える必要が出てくるので、予算がどうしても捻出できな場合、やはり購入時期を後ろにして貯金したり、VR機器もグラフィックボードも価格が落ち着くまで待った方が賢明かもしれません。
高まるハイエンドPC需要。これはアツくなりそうです。
ドスパラ新製品が一同に
またまた時系列が前後しますが、これらの写真は製品展示会イベントが始まる前に撮影しました。まずは注目の GALLERIA ZG です。ミドルタワー型。今売れに売れている GeForce GTX 1080 搭載の人気モデルです。
実はドスパラ公式サイトで確認すると、このゲーミングデスクトップはなんとゲーミングPCで人気ランキング3位!この価格でですよ?いやぁ 業界における GTX 1080 の衝撃度が手に取るように分かる現象です。
こっちは同じ GTX 1080 搭載でもスリム型ケースに入っている GALLERIA SG です。1080相当デカイんですけど、よく収まってますよね…。
今度は 1080 からちょっと遅れて投下された GeForce GTX 1070 の搭載 GALLERIA XF、ミニタワー型です。価格も20万を切ってくるので1000番台をお手頃価格で入手できます。
GeForce GTX 1080 と GTX 1070 のスペック比較表
GeForce GTX 1080 | GeForce GTX 1070 | |
---|---|---|
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|
ベースクロック | 1,607MHz | 1,506MHz |
ブーストクロック | 1,733MHz | 1,683MHz |
メモリ | GDDR5X | GDDR5 |
メモリ容量 | 8GB | |
メモリバス幅 | 256bit | |
メモリ速度 | 10Gbps | 8Gbps |
メモリ帯域幅 | 320GB/秒 | 256GB/秒 |
製造プロセス | 16nm | |
CUDAコア数 | 2,560基 | 1,920基 |
TDP | 180W | 150W |
補助電源 | 8ピン |
これまで現行最強を誇っていた GTX 900番台や Titan が完全に見劣りするパフォーマンスを見せてくれる1000番台。7月には1060も登場し、今後は一辺倒になっていく感じでしょう。
GeForce GTX 1080、1070 のベースクロック、ブースト時クロックは、従来世代である 900番台の製品群などと比較すると、1.5倍程度クロックが上がっています。さらにメモリはGDDR5で、8GBの容量&速度が8Gbpsに上がっていますが、これは GTX 970 と比較すると1.7倍の向上が見られます。
これからVR時代を本格的に迎え撃つためのグラフィックボードです。これからVRを楽しみたい方は GALLERIA の GTX 1000番台搭載モデルをGETするべきだと感じます。
こちらは GALLERIA QSF965HE ゲーミングノートモデルです。GeForce GTX 965M 搭載です。価格はかなり下がってきてお買い得感あります。
GALLERIA QSF965HEはバリバリのゲーミングモデルです。キーボードの配列やデザインは、ゲームプレイに特化しています。
チップセットが HM170、グラフィックも GeForce GTX 965M ですからVRや…例えば黒い砂漠などのハイスペックを要するゲーム等には対応が難しいですが、それ以外の多くのゲームプレイに関しては快適さを担保してくれるモデルだと思います。
その他にはおなじみ Diginnos タブレットや GALLERIA 以外の ノートブック Critea シリーズなど、新しく登場する機種も展示されていましたが、やはり今回の主役は、VRとの絡みがある GTX 1080 / 1070 搭載モデルが輝いていました。
社員の方たちによるプレゼン ~ドスパラの現在と今後のドスパラ~
これは今回の展示会のプログラムで言うとド頭です。何度も時系列が前後してすんません。このプレゼンテーションでは、私のようなサイトアフィリエイトをしている人たちに向けて、社員さんが今のドスパラの現状と後のドスパラの展開を語ってくれました。
まずドスパラは、2014年・2015年と、Intel CPU 搭載デスクトップの販売実績がアジアNo.1という事です。導入事例として私も割とお世話になっている漫画喫茶自由空間や、トヨタ FC-V PLUS World Premiere @東京MS 2015 というモーターショーにてイベントを支えたり、旭プロダクションの宮城白石スタジオにアニメーション制作用PCとしてGALLERIAが使われていたりします。
Unreal Engine Fest 2015 横浜、2016 大阪において GALLERIA PC を機材提供、HTC Vive との国内最速公式体験パートナー、そして、私も観てきたニコニコ超会議2016や、ゲームの祭典である闘会議2016では、会場の至る所でドスパラPCを見る事ができました。
その他、ジャパン VR ハッカソン、Unity 就職大作戦 2015、CEDEC 2015 メインセッションなどの大きなイベントに GALLERIA PC などの提供を、また、Tokyo VR Startups の公式スポンサーとして、ドスパラ・GALLERIAは広く活躍し、認知度を広めています。
そして冒頭でも紹介しましたが、今ドスパラ通販にてかなり力を入れているパーツの犬モデルの詳しい紹介がありました。VRに快適に対応する「VR-001」基本セットや、改造バカ日記でお馴染み高橋敏也さんが講師を務めた、パーツの犬モデル組み立て教室などの様子も語ってくれました。
これでも結構端折って&駆け足で!今回の製品展示会を紹介してきました。しかし、もう私の手が限界に来てしまったのでこのへんでお開きにしたいと思います。
今回は非常にエキサイティングな製品発表会になりました。今後このVR業界の動きは目が離せないと同時に、GALLERIA のVR推奨モデルなどの登場にも注目したいところです。
以上で終わります!