新・GALLERIA Lounge はVR時代のゲーミングPC&デバイスの聖地!!
GALLERIA Lounge とはなんぞや?
秋葉原にあるドスパラのゲーミングブランド GALLERIA(ガレリア)とゲーミングデバイスを展示販売するお店として GALLERIA Lounge(ガレリアラウンジ)が、この度リニューアルオープンする事になり、なんとそのリニューアルレセプションの催し物に招待頂いたので、小躍りで参加してきました!
色々な大手メディアの方々が集うなか、ひと握りの場違い感を胸に秘めながらも、そこはドスパラ愛を最大限に膨らませ、堂々と一番前の椅子に腰かけてオープニングレセプションの開幕を待ちました。
全部で20~25メディア、30人程度だったと思われます。なにやらスーツでビシッとキメた方々もいらっしゃって、中々に雰囲気のある会場でした。緊張。
以前、GALLERIA Steam クライアント インストールモデル発表会 にお邪魔した時に、GALLERIA Lounge にお邪魔したのですが、その時から地下1階がどのように変化しているのか?興味があります。
また、今回のリニューアルレセプションではドスパラから重大な発表があるという事でしたが、一体どんな内容になるのでしょうか?それでは行ってみましょう!
第一部:リニューアルオープン プレス発表会
レセプションは2部構成で、第一部はプレスカンファレンスという事で、いわゆるメディア媒体・記者向けの発表でした。
株式会社サードウェーブデジノス取締役社長:田中 基文 社長の挨拶
まずは株式会社サードウェーブデジノスの取締役社長である田中基文社長の挨拶からでした。一般ユーザーにはちょっと馴染みが無いかもしれませんが、このサードウェーブデジノスのグループ企業の一つとして、株式会社ドスパラがあるんですね。
田中社長の話を簡潔にまとめますと、これからはゲームをする生活…ライフスタイルも視野に入れたゲーミングPCの提案をしていきたい、という事です。これまでNo.1ゲーミングPCブランドとして業界を牽引してきたGALLERIAの、このコンセプトの打ち出し方は、これからもっとPCゲーム業界が盛り上がっていく事の裏付けのような気がしますね。
田中社長は終始落ち着いた雰囲気と笑顔を絶やさない丁寧なトークでした。
一般社団法人 日本eスポーツ協会理事 平方 彰 氏
続いて、一般社団法人の日本eスポーツ協会(JeSPA…通称ジェスパ)から、理事の平方彰氏(株式会社電通スポーツ局次長を兼任)が、これからのeスポーツとGALLERIAの連携による明るい未来を語ってくれました。
日本でのeスポーツの発展や、プレイヤーの環境整備などを目的として2007年から準備委員会からスタートしましたが、当時まだマイナーだった事もあり、協会の発足までには至らなかったとの事。
しかし、海外でのeスポーツの情勢や人気を見ていると、『現状の日本のeスポーツを取り巻く状況や諸問題を解決してからでは遅いのではないか?』という事で、2015年4月に一般社団法人として立ち上げたという事です。まだ生まれたてなんですね。
eスポーツとは?ゲームを媒体としたスポーツ競技のこと
eスポーツ(e-sports)とはエレクトロニック・スポーツの略で、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指します。コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える時にeスポーツと言います。
もっと具体的にイメージできるように種目を挙げますと、JeSPAの公式サイトでは以下のような色々なスポーツ競技をカテゴリーに分類しています。
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FPS部門 (シューティングゲーム) |
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MOBA部門 (マルチオンライン) |
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RTS部門 (戦略ゲーム) |
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格闘ゲーム部門 |
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スポーツ部門 | ![]() |
モバイル部門 |
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パズル部門 | - |
現在JeSPAの公式サイトを見ると、主催の大会は2016年~スタートとなっていますね。豊洲PIT(ピット)という場所で、3月の12(土)、13(日)に第1回 日本eスポーツ選手権大会というのが開催されます。
JeSPA発足の一発目の大会。是非成功して欲しいな!と密かに思いました。都合が付けば観に行こうと思っています。
株式会社サードウェーブデジノス マーケティング本部長 升 淳 氏の話
次に、株式会社サードウェーブデジノスから、マーケティング本部の本部長の升淳氏が登場。スクリーンにスライドを映しながら、これからのPCゲームの大いなる可能性、ゲーミングデバイスの進化についての説明がありました。
GALLERIA Lounge 地下1階は、去る2015年5月29日(金)に「見て」「触れて」「試せる」ゲーミングデバイストライアルとしてオープンしていたのですが、今回は「購入できるショールーム」としてリニューアルした、という事です。第二部で、実際に下に降りて確認できたので、後ほど写真と共に紹介します。
また、地下1階ではイベント等で使用されたGALLERIA PCを展示。展示品としてお買い得価格で販売するの事。仕様されたイベント名や、ゲーム大会の決勝戦でプロゲーマーが使用したPCも展示するそうです。プロゲーマーのサイン入りPCなども展示される可能性もあるとのこと!
これも後ほど。
ゲームライター佐藤カフジ氏が熱く語るVR(仮想現実)の未来
続いてゲームライターの佐藤カフジ氏が、コンシューマー(個人ユーザー)向けVR(バーチャルリアリティ…仮想現実)の未来について語ってくれました。
同氏は自称VRゲーミングおじさんと言っていますが、もう全く若々しいお兄さんです。シュッとしててゲーミングマシンのような洗練された佇まいでした。
カフジ氏曰く『これまでも、ことある毎にバーチャルリアリティー!バーチャルリアリティー!と言われてきましたが、今回のは本当に凄いんです!』との事。
そこで語られたのが、ゲーミングデバイス端末の向上、安くて高詳細(高解像度)ディスプレイの普及、そしてゲームエンジン技術の向上で、これらの進化が、バーチャルリアリティをいよいよ、本当に、人間の生活を変えてしまうレベルまで押し上げた、という事です。
コンシューマーVRが実現する3つの理由としていますが、個人的にはあとひとつあって、それはやっぱり価格ってとこでしょうか。
Oculus Rift(オキュラス リフト)
まずそのVRを個人レベルで体験できるシステムとして、Oculus Rift(オキュラス リフト)の紹介がありました。バーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイ(PCゲーム用VRシステム)というものですが、Facebookの資本が投下されて開発されています。
つまり、このゴーグルの様なものを装着し、めっちゃリアルな仮想現実内で、↑手に持っているTouchコントローラーで色々操作するゲームなどが出来るんですね。
HTC Vive(SteamVR)
Oculus Rift(オキュラス リフト)の後発として登場したのがHTC Vive … SteamVR(スティームブイアール)です。PCトラノマキでも紹介したSteamクライアントを要するValveがVRに乗り出し、PCゲーム用VRシステムの覇権を巡る争いが勃発した!と語ります。いちユーザーとしては、競争、大いに歓迎です。
因みに後発機だけあって、この SteamVR 向けにゲームソフト等を開発すれば、同時にOculus Rift も動作する(互換性あり)そうです。となると、覇権争いでは SteamVR がリードしていると言わざるを得ませんね。
これらのVRシステム要件を満たすには「GALLERIA」が最適
そして、これらのVRシステムを快適に動かすとなると、高スペックなマシンが要求されるので、ここやはり、現在PCに搭載されるハイエンドグラフィックボード(GPU)の能力は魅力的との話。
現行の Play Stastion や WiiU などのハードウェアよりもやはりPCだとの事。それもハイスペックな。でないと要件を満たせないんですね。ハイスペックPCと言えばゲーミングPC、ゲーミングPCと言えばドスパラのGALLERIA、という流れです。
Oculus VR 社による最小スペック要求 | |
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GeForce GTX 970 以上 | Radeon 290 以上 |
Intel Core i5-4590 以上 | HDMI 1.3以降の映像出力 |
これ、Oculus VR社が出している、VRシステムの最小要求スペックなんですが、最小で GTX 970 なんです。そりゃプレステや WiiU じゃ無理ですよね。これからの拡張も考えると、サクっとパーツの差し替えが出来るPCは、やはりベストですね。
EVE Valkyrie(CCP Games)
VRを駆使したゲームソフトの紹介がありました。まずはEVE Valkyrie(CCP Games)です。スペース・シューティングで、VRと相性がいいと言うか、宇宙空間には誰も憧れがあるし、定番のシューティングですから、やっぱり人気ですねこういうのは。
YouTubeで動画が観れますが、これ…、こんなもんじゃないですよ、臨場感。後で実際に別なデモでこのVRの世界を体感する事ができたんですが、マジで半端ない!って感じでした。
ToyBox(Oculus VR)
これは、Oculus VR が発表したToyBox(トイボックス)というものですが、先ほど紹介したVRヘッドセット Oculus Rift と、コントローラー「Oculus Touch」で遊ぶ事ができるVRデモです。
ソーシャルな仮想現実空間を実演するデモで、↑の動画は2人のプレイヤーがVR空間で色々な遊びを行う様子を観る事ができます。Oculus Touch の反応の良さや精度の高さは凄いですね。本当に、バーチャルリアリティーが本当に凄いものとして我々コンシューマーユーザーに降りてくるんだと実感できました。興奮しますねー。
そして最後に「Everything goes VR」という締め括りで、今後、仮想現実は、現実のすべてのものを置き換えるー。という衝撃的&革新的な言葉をスライドで見せられました。
エンターテインメント、ツーリズム、ショッピング、ソーシャルネットワーク、建築、設計、産業シミュレーション、教育、介護、医療…。様々な分野にて、このVR技術がさし込まれていくだろう、という何ともロマンのある話となりました。
CROOZ Rascal Jester とのスポンサー契約を発表!!
第1部のプログラムの中の重大発表として、株式会社サードウェーブデジノスがプロゲーマー集団Rascal Jester(ラスカルジェスター)とサポート契約を結ぶことになりました。その署名が行われました。(写真後列はRascal Jester のメンバー、前列向かって左は CROOZ Rascal Jester 代表の大川孝行氏。)
Rascal Jester は、Riot Games(ライアットゲームス)社が開発運営をするオンラインゲーム「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンズ)」の前身である Peach Server AllStar(ピーチ・サーバー・オールスター)として、2013年から活動をしているプロゲーミングチームです。
2013年12月から Rascal Jester にチーム名を変更して、現在は国内・海外にて色々なゲームの大会に出場しています。株式会社サードウェーブデジノスは、今後、この Rascal Jester の活動を支える事になり、ゲーミングデバイスなどの機材提供をはじめ、多方面で支援していく事になりました。
このサポート契約の発表に併せてCounter-Strike: Global Offensive部門を新たに設立したという事を発表しました。Rascal Jester はマルチなゲーミングチームとして活動していく方針になったそうです。
最後に、第二部のレセプションパーティーの会場で、こういったデモを体験できるとのお話しが。これは楽しみです。
ここまでまとめてみたのですが、正直色々初耳でして、沢山横文字が出てきて、少々頭がこんがらがっております。(笑)
記事をまとめる際に色々と調べてみましたが、某掲示板などでも Rascal Jester などには言及している人が居たりして、中々に認知のある界隈なのだと思いました。俄然興味が沸いてきましたね。
さて、第一部はこんな感じで終わり、フォトセッションが済んだ後、第二部へと移りました。第二部は、地下1階にて行われます。果たして新しい GALLERIA Lougeはどうなっているのでしょうか。
第二部:レセプションパーティー
第二部はレセプションパーティーという事で、地下1階の様子をお披露目すると共に、先ほど紹介のあったVRのデモ機を実際に体験したり、Rascal Jester の cogcog(コグコグ)選手とRkp(リキピー)選手によるエキシビションマッチや、参加型のエキシビションマッチが開催されました。
また、シャンパンやノンアルコールと一緒に、ゲーマーのためのオリジナル料理というものを御馳走になりました。
なぜ「ゲーマーのための」かと言いますと、これらの料理は例えばゲーマーが酷使する目に対して良い効果をもたらすと言われている素材を使用しているからです。
トマトは視力UP、サーモンで目の奥の痛みを解消、生ハム、柿、青じそ、バジルで目の充血を解消。芽キャベツ、ブロッコリー、赤ピーマンでPCのブルーライトから目を守り、カカオで疲労回復。
などなど、目に対してこれらの効果効能が期待できると言われている食材の目白押しでした。とりあえずここはがっついて全部食べましたが、全部美味しかったです!
第二部の様子はニコ生で放送された
二部のレセプションパーティーの様子はカメラが入り、ニコ生で放送もされました。おそらく番組は14:30分位~16:00までだったと思いますが、延べ906人のユーザーがアクセス、135のコメントが寄せられました。
Back to Dinosaur Island(Crytek)に超絶感動した!!
今回の催し物の中で、個人的ハイライトとなったのが、このVR体験でした。
一応YouTubeの動画があるのですが、これは実際に体験してみないと絶対に分からない感動があります。ガチで凄かったです。
昔、子供の頃につくば万博 '85にいって、鉄鋼館や三井館で3Dメガネで飛び出す映像を観て衝撃を覚えましたが、その時と同じレベルの感動と衝撃とワクワクがありました。
微妙に古いおっさん話で恐縮なのですが、この感動を伝えるのに最も適切な言い回しだったと思います自分の中では。
このように、Oculus Rift のVR用ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを装着します。先ほど一部でお話しされたVRおにいさんこと佐藤カフジ氏に着けて貰いました。
ゴーグル部分にこんな風にディスプレイが内蔵されています。
デモを視聴したのですが、最初、本当に普通に『おおぉ~!』と声が出てしまいました。(笑)360度、左右上下前後。どこを見てもジュラシックパーク状態。でっかい恐竜が産み落とした卵のリアル過ぎる質感に、思わず触れるのか?と思い手を伸ばしたら手をぶつけました。
これはマジで凄かったです。今後、自宅でもこういったレベルのゲームみたいなのが出てきたら、絶対に買うと思います。もうあるのかな?
地下1階の品揃え
地下1階は、以前はイベントスぺースでしたが、新たに、実際に試して購入できるゲーミングデバイスフロアに生まれ変わっていました。
先ほど感動を呼んだVRヘッドセット+デモ映像の体験や、
GALLERIAに接続して試せるヘッドセットなどがあります。
ドスパラは11月20日にドスパラ別館としてゲーミングデバイス専門店をオープンさせましたが、そちらの方が品揃えは豊富です。キーボードなどはズラーっと展示してあって全部試し打ち出来ますし。ただ、現状ではヘッドセットの視聴は出来なかったですね。(※2015年11月20日時点の話。)
GALLERIA Louge は別館とはまた違った雰囲気があるので、ゆっくりと慎重にゲーミングデバイスを選びたい場合に最適だと思いました。
一点モノのアウトレットコーナーがある
これも第一部で言っていた、アウトレットパソコンの展示販売コーナーです。
ゲーム大会などのイベントに協賛し貸出を行っていたパソコンなどをお買い得価格で販売しています。特に不良品ではないし、そういったハクが付いたPCなので、むしろメリットの方が多いと感じます。
常に一点ものとして販売するので、気になる方は定期的に足を運ぶと良いでしょう。もしかしたら好きなプロゲーマーの使ったアイテムが偶然にも展示されているかもしれません。
1階と地下1階を結ぶ階段の踊り場的な場所にも、ちょっとしたディスプレイコーナーがあって、この日は logicool のキーボード、マウス、ヘッドセットのお試しコーナーになっていました。
最後におたのしみ抽選会
今回のリニューアルレセプションの締めとして、お楽しみ抽選会がありました。なんというか、至れり尽くせりで申し訳ないです。しかもその抽選でなんと!
リアルアーケードPro.V 隼(HAYABUSA)が当たってしまいました!うおおーーオレ持ってる持ってる、モッテル男だモッテル男だひゃっほーい!
…なんて思っていたら、この抽選会。ほんとに商品の数がめっちゃあって、お米だの高級肉だの蟹だのご当地グルメものだの、おそらく参加者全員に何かしら当たる勢いでした。(おそらくそのつもりの抽選会だったと思われます。)
タダで食事して色々弄ってお土産まで頂いて、本当にすいませんでした!ありがとうございました!太っ腹過ぎです!
以上、ドスパラの新しい息吹とVRの衝撃的な躍進を肌で感じた、GALLERIA Lounge リニューアルレセプションでした!えっと、また何かあったら招待頂きたいな、と思います。(笑)